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2014年10月18日

デイ・トップ・リバー

ハイシーズンを迎えアチコチから景気のいい話が、ちょいちょい聞こえてきたが、

休日になると決まって天候不良だったり、用事続きで何かと忙しい日々が続いていた。

久し振りに休みが取れたので、台風の増水が漸く落着き始めた河へ出撃した。

勿論、道中の名産地で解禁を迎えた旬の黒枝豆を手に入れる為でもある。(笑)



ポイント周辺では、早くもグッドサイズが上がり出した情報を地元で入手。

前日にも大型が出ているので、はやる気持ちをグッと抑えて、

予めピックアップしていた数ヶ所を実際に、自らの目で確認する重要な作業を行う。

瀬や深み、流れの強弱、ヨレの状態、また障害物の有無など時間を掛けてじっくり観察する。

ここと決めたエントリーポイントは、瀬絡み。

鮎の産卵を意識しての選択。



まだ太陽は、沈む時刻に無く水面に映る光が眩しい。

刻むレンジは、トップから。

まず、BKRPのマットイエローをアップからダウンに順に扇状にキャスト。



デイ・トップ・リバー




時折「チャプッ」、とやりながら弱々しく流れる鮎を演出しドリフトする。

ゆーっくりと。

膝上まで流れに浸かった目の前を1匹の大きなニゴイがスーッと通り過ぎる。

そのニゴイに送った目線を流れるBKRPに戻した瞬間だった。



「ドッ・・・ボンッ!」という大きな捕食音が炸裂した。

と同時に、まっ黄色のBKRPが大きな波紋ととも水面から消え去った。

妙に冷静だった。

いつもの事なら、ビックリ合せでも仕出かすところだが落ち着いて、一呼吸置いてから強くアワセを入れた。

「ドンッ!」という強く重たい衝撃がロッドを曲げる。

直ぐにエラ洗い。

大きく口を開け、首を水面から持ち上げたまま「ガッバ、ガッバ、ガッバ、ガッバ」と。

見えた顔の大きさからして結構デカイ。

しかし、口元に見えるハズのBKRPが見えない。

呑まれたか。。。

慎重になると魚は河の流れに乗り下流へ走り出した。

立ち位置を変えずに踏ん張ってロッドを起こして耐えていると今度は上流へ走る。

水面から半身を翻す様に出して、重々しいジャンプを一発。

寄り掛けたが「ジィーー、イーーッ」と、ドラグが唸りラインが飛び出る。

小刻みなショートポンピングで流れに負けない様に、ジワジワと引き寄せる。

太陽に照らされて、白銀に輝く大きな魚体が「ユラ〜ッ」っと見えて来た。

ここぞとばかりに、一気に岸へズリ上げた。



デイ・トップ・リバー



85cm 5㎏ 逞しい魚体。



口がイビツに見えるのは呑まれたBKRPが口の中でハモニカ状態の為。

30lbのリーダーがザラザラになっているのが解る。



デイ・トップ・リバー



よく見ると下顎からルアーが少し突き出ていた。



デイ・トップ・リバー



久し振りにデカイ鱸に会えて感無量。



デイ・トップ・リバー

デイ・トップ・リバー

デイ・トップ・リバー



河口から数Km上流の淡水域でこのサイズがデイでトップに出た、というのも楽しさを倍増させる。

しばし、別れを惜しむ様にゆっくりと蘇生した。

今回、鮎の姿は目視出来なかったが「落ち」が進めば、

更にチャンスが増し、パターンにハマるかも知れない。

次回も機会があれば、またチャレンジしたい。



やっぱり、ポイントに来る途中に鸛を見たからやろなぁ。

幸せを運ぶ鳥。

また今度も姿が見れますよーに。(願)

さあ、黒枝豆を肴にビールでも飲ーもおーっと。(笑)











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