ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2013年11月17日

月夜のサンドサーフ

波静かなサンドサーフが、丸い月に照らされて幻想的な雰囲気を醸し出す。

昨日降った雨で若干のニゴリの残る流れは、下げの効いた潮に乗り、勢いを増していた。

時期的に少し早いかなと思いながらも、凪のサーフへ歩を進めた。



浅く広がるサンドサーフのリーリングに伝わる感触は、コンコン、ゴツゴツ。

このシャローエリアではミノープラグは、直ぐにボトムをノックしてしまう。

その為、トップやシャロー系のプラグを選択してローテーションを行っていた。



丁度、30~40m先に馬の背があるポイントの前に立つ。

ボトムをノックさせないように、ロッドを立てゆっくりとスイミングさせる。

開始1時間、流れに乗ったシャロープラグが、馬の背に差し掛かった瞬間に「ズゴンッ」 と来た。



「ズバババッ」っと水面に出る。

かわすようにロッドを下げると、ゴンゴンゴンと激しく抵抗。

幾度かの締込みにジリジリッとラインも出されたが、ようやくランディング。



月夜のサンドサーフ



月夜のサンドサーフ



73cmのガッチリとした、肉付きの良い個体。

月が雲に遮られた時に来た。



2発目は馬の背を通り越した瞬間に「ククンッ」と軽く乗ったと思えば、ド派手にジャンプを繰り返すヤツ。



月夜のサンドサーフ



月夜のサンドサーフ



60cmの小型のファイター。

リアのフックが1本だけ掛かっている状態で、ランディングと同時にフックが外れた。

月が雲に隠れている間に直ぐにキャストを繰り返す。



3発目は馬の背の上でリーリングを止めてドリフトさせた時に「グイーン」とアタッた。

これはデカそ。

重々しい引きにゆっくりと、確実に寄せる。

だが、立ち位置の手前3~4mまで寄せた時に急にテンションが抜けた。

あろうことかフックオフ。



しかし、まだ続いた。

4発目は、またもや馬の背。

「ズドンッ」!

グイッと合わせを入れると、猛烈な締込みが襲う。

グオングオン、ジャーッと一気にドラグが出る。



一進一退を繰り返しているとまだヒットしてから、一度も水面に出ない事が気になり出した。

ボトムにへばり付く感じや、ただ重たいだけの感じ、それとジワジワとラインを出される感じ。

もしや?

隣にいたFさんに「エイ」かも知れ無い事を伝えた。



重く強情な引きで、なかなか寄らなかったが暫くすると段々と抵抗も弱り始めた。

雲から出てきた月が、波打際を照らし出した時、ボーッと白く映し出された長く大きな魚体が見えた。

「!!!」

それはエイではなく、ランカーサイズの鱸だった。

急に慎重になったが、岸にズリ上げ左手で尾鰭の付け根を掴んでランディング。



月夜のサンドサーフ



月夜のサンドサーフ



月夜のサンドサーフ



84cm 重く太く逞しい魚体。

久々のランカークラスに喜びも一入。

海に感謝、自然に感謝である。



しかし、次第にアタリも途絶え腰痛のサインが出てきたところで、サンドサーフを後にした。

今回の釣行は、月明りと馬の背が重要なファクターであった。



月夜のサンドサーフ



Fさん、今回も有難う御座いました。

また遊びましょ。















同じカテゴリー()の記事画像
澄んだ河
デイ・トップ・リバー
濁るサーフ
都市型河川
アーバンナイト
山鱸
同じカテゴリー()の記事
 澄んだ河 (2014-10-26 15:20)
 デイ・トップ・リバー (2014-10-18 15:57)
 濁るサーフ (2014-07-20 16:13)
 都市型河川 (2014-06-01 11:58)
 アーバンナイト (2014-05-18 16:59)
 山鱸 (2013-10-20 16:23)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
月夜のサンドサーフ
    コメント(0)